こんにちは!
株式会社ポイントゼロのクボです。
最近、ビデオグラファーを目指す友人から、「動画編集を始めたいんだけど、クボはどんな編集ソフトを使っているの?」と聞かれます。
スマホやタブレットでも直感的に動画編集できるアプリがたくさんあり、個人で動画編集が気軽にできる環境になってきましたが、プロのビデオグラファーを目指すなら動画編集アプリではなく、専門の編集ソフトを使いこなす必要があります。
そこで今回は、映像制作には欠かせない次の3つの編集ソフトについて、
- ・Adobe premiere Pro
- ・DaVinci Resolve
- ・Edius Pro
それぞれプロ目線で推しポイントをご紹介していきます!
Adobe premiere Proの推しポイント!
映像制作に興味がある方なら誰でも知っているのではないでしょうか。
今回ご紹介するソフトの中で最も知名度が高く、かつ映像制作の業界スタンダードであり機能性抜群の「Adobe premiere Pro」です。
推しポイントは3つ!
1:チュートリアル映像やマニュアルガイド、テンプレートが充実
多くのプロエディターが使用しているのでチュートリアル映像がYouTubeなどのSNSに数多くアップされています。
またマニュアルガイドも充実しているため、困ったことがあったらすぐに疑問を解消することが可能です。
他にもテンプレートやトランジション、タイトルアニメーションなど無料有料を問わず多数あるので、初心者にとって学びやすい。
2:Adobeソフト間の連携がスムーズ
Adobeシリーズには、イラスト編集なら「Illustrator」、写真編集なら「Photoshop」、CGやモーショングラフィックスなど高度な映像制作なら「After Effects」というように、クリエイティブ作業には欠かせないソフトが揃っています。
作成後にはpremiere内で各ソフトのデータ形式のままで読み込めるので、データの書き出しが不要!時間短縮につながります。(一部例外あり)
3:AI機能が充実
AIが自動で編集ポイントを検出し、音声データを解析・テキスト化、それをテロップとして挿入してくれるなど、こちらも時間短縮にはもってこいの機能です。(特に自動テロップはありがたい!!)
Adobeの各ソフトは月間もしくは年間でのサブスクリプション契約が必要ですが、無料体験版もありますので、気になったら気軽に試せるのもいいですね。
DaVinci Resolveの推しポイント!
カラーグレーディングといえばこのソフト、「DaVinci Resolve」!
聞き馴染みのない方もいらっしゃるかと思いますが、映画の本場・ハリウッドでも使用される機能性の高さが魅力です。
このソフトの推しポイントは3つ!
1:無料版でも十分すぎるほどの編集機能
有料版「DaVinci Resolve Studio」が持つ機能のほとんどが無料版でも使用可能。
しかも無料ながら使用期限はなく、個人レベルで動画編集を行うのであれば問題なく利用することができるのが特徴です。
なぜ無料でここまでできるのか?
そこには、「すべての人たちに自由を与えてクリエイティブになれる手助けをしたい」という創業者の熱い想いがあるようです。
2:色補正に関して高性能
ホワイトバランスや明るさを調整して実際の見た目に近い映像にするだけでなく、自分好みの色合いに仕上げて映像の世界観を構築する「カラーグレーディング」。
これを行うにあたっては世界一の動画編集ソフトと言われているほどの機能を持っています。
クリエイターの世界観を表現する、突き詰めるには最適なソフトといえるでしょう。
3:様々なプラットフォームに対応
WindowsだけではなくmacOSやLinuxでも利用可能なので、様々な環境で同じように作業できるのが大きな特徴です。
※各OSによって推奨環境は異なるのでご注意を。
これだけでも選ぶのに十分すぎる内容ですが、元々英語版ソフトのため日本語版が不完全であったり、操作も Adobe premiere Proに比べて複雑だったりします。
それでも無料で使えるのは大きなメリットなので気軽に試してみてください。
Edius Proの推しポイント!
対応OSがWindowsのみなのでMacユーザーには知られていないソフトですが、他の2つのソフトにはない推しポイント含めて3つご紹介します!
1:買い切りなので一度購入すれば永久に使用可能!
Adobe premiere Proのサブスクリプション式とは異なり、買い切り式の編集ソフトなので、
一度購入すれば、永久的に使用可能。無料版を試してから有料版を購入するのがおすすめです。
またアップデートされた際には、「アップデート版」を購入することで新規購入よりも安くできるのも嬉しいポイントです。
2:動画ファイルの多様な形式に対応!
多様な動画ファイル形式に対応しているため、撮影素材が取り込めないことがほとんどないことも大きな魅力です。
もし撮影した素材が取り込めないことになったら最悪ですからね…
3:UIがわかりやすく自由度が高いので、直感的に作業可能
ニュースや報道番組のようにスピードが求められる現場でよく使われているほど、
他2ソフトに比べてサクサクと作業しやすいことも大きな特徴です。
そのため結婚式のエンドロールムービーの編集ソフトとしてもメジャーなソフトです。
(ちなみに弊社はMacユーザーばかりでほとんどのクリエイターがpremiere Proを使用しています)
Windowsでしか使用できないのは残念ですが、それでも2、3のメリットに合う方にとっては心強いソフトではないでしょうか。
以上がプロのビデオグラファーがおすすめする映像編集ソフト3選でした。
少しでも参考になったのなら幸いです。
次回以降もどうぞよろしくお願いします!