こんにちは。
株式会社ポイントゼロのクボです。
前回は「縦型動画」の現状や特性について書いてきましたが、
後編はウェディングムービーのと相性について考えていきたいと思います。
ウェディングムービーと縦型動画の相性
縦型動画の現状として、スマートフォン並びにSNS利用者増に伴い、
サイズ最適化された縦型動画の需要は増えているというのが前回の振り返りです。
ではウェディングムービーとの相性はどうでしょうか。
面白い調査結果がありました。
(引用:スマートフォンの動画視聴実態調査 https://www.mobercial.com/article/smaphoneresarch5/)
「ヨコ向き」は視聴時間3分以上が半分以上に対して、
「タテ向き」では1分以内が50%以上を占めています。
これは縦型動画はSNS系の広告動画で使用されているのが主なため、
自ずと短くなっているかと思われますが、本当にそれだけでしょうか。
他にも非常に興味ある記事がありました。
人間の目は、横に2つ並んでいます。
人間の一般的な視野は横に180~200度、縦に120~130度と言われています。
テレビがハイビジョンになったとき、画角がそれまでの4:3から
16:9に変わったのにはさまざまな歴史や理由があるのですが、
これを決める以前に、NHK放送技術研究所がアンケートを実施しています。
このとき、最も好まれた画角は5:3だったそうです。
この5:3というのは、ほぼ「黄金比」であったりもします。
(引用:「スマホ・動画・縦」という定石の意外な盲点 https://toyokeizai.net/articles/-/238266?page=2)
これらの記事によれば、時間の視聴にあまり向いていない、
そして人に適した動画の形は「横向き」という結果になりますね。。。
ウェディングムービーと縦動画の相性
現在日本でのスマートフォン普及率が約80%以上、20~29歳だとなんと95%以上!
またSNS利用率は70%以上と言われています。
以上の状況を見ても「スマートフォン」「SNS」、そして見やすい「1分以内」を含めた
ウェディングムービー開発は必要ではないでしょうか。
そこで、ウェディングムービーにおける縦型動画について数点アイディアを考えてみました。
1 結婚式前日までSNSを通してゲストを盛り上げるご案内ムービー
2 結婚式当日にゲスト巻き込んで盛り上げる余興的ムービー
3 結婚式後日におふたりからゲストへ感謝を伝えるムービー
結婚式当日だけではなく前日から後日まで、またSNSとの相性も良いので
ゲストに対して今まで以上に近い距離感を意識した映像商品が作れるのではないでしょうか。
以上、前後編に渡って縦型動画について考えて見ました。
私たちのご提案だけでなく、どうすればより盛り上がるのか、楽しんで頂けるのか、
おふたりと一緒に考えることでより特別な映像が制作できるような気がしています。
では、次回もどうぞよろしくお願いします!!!