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  • ムービー制作
2019.09.03

No.11 ウェディングビデオの編集について

こんにちは。
株式会社ポイントゼロのクボです。

もう9月になりました、令和初の9月。秋。
秋刀魚、梨と私の好きな食べ物たちが美味しい時期ですが
皆さんにとっての秋の味覚はなんでしょうか?
さて、前々回がお打ち合わせ、前回が撮影ということで
今回は編集についてお話ししていきます。

「タイトル」、「ストーリー」、「核」

お打ち合わせ時に感じたおふたりの想いを元に、
撮影ではおふたりやゲスト皆様の想いが溢れたシーンや
ウェティングビデオカメラマンの立場として残したいシーンを使用して、
セレクトした楽曲に合わせて1つの映像を創っていくのですが、
シーンと楽曲を合わせるだけでは、その日を残しただけの「記録」になってしまいます。
おふたりだけの「映像」を作るには、「タイトル」と「ストーリー」、
そして「核」が必要になると考えています。

編集前にまずどういった映像にしていきたいのか、
「タイトル」を立てて「ストーリー」を考えていきます。
タイトルで内容がイメージできたり、逆に印象的だと気になりますよね。
例えば「STARWARS」。直訳すると「惑星戦争」。
宇宙で何か戦争が起きているんだなとイメージできます。
タイトルが与える影響はとても大きく、いわば映像の「顔」というべき存在です。
「ストーリー」や「核」を考える上で、非常に重要な部分になります。

その次に「ストーリー」。
映画やドラマでいう脚本のようなものですが、
あくまでタイトルに基づいたストーリーであり、
お打ち合わせ時に感じたおふたりの想いから、
可能な限り抽象度を上げて考えていきます。
例えば「感動的なお式」にしたいおふたり。
映像も「感動的な映像に」と考えるのは当然ですが、
ここで「誰に」「どうやって」「どのような想いを」伝えたいのかを
お打ち合わせ時にお聞きしていますので、
そのおふたりの想いを表現できる、残すことができるよう
ストーリーを組み立てていきます。

最後に「核」。
結婚式当日、前撮りであれば撮影日当日。
その1日を最も象徴しているシーン、それを「核」と呼んでいます。
タイトルとストーリーは撮影前日にもある程度考えることができますが、
核は撮影中、もしくは撮影後に考えることがほとんどです。
先ほどのストーリーの説明パートでお話しした、
「誰に」「どうやって」「どのような想いを」伝えたいのか、
これが表現されたシーンであり、ストーリーの中心になります。
この核をより印象的に魅せるために、様々なシーンの繋がりを音楽のテンポや転調に合わせて、
おふたりにとって色褪せることのない思い出となるような、
ウェディングビデオを創りあげていきます。

unexpected story

編集に正解はない

以上が編集についてのお話になります。
今回は技術的な方法ではなく、
「映像を観る人にどうやって感動や楽しみを提供できるか、
考えてものづくりに取り組んでいます」という
お気持ちを書かせていただきました。

ウェティングビデオカメラマン一人一人で様々な編集方法があり、
撮影と同じように、これといった正解はありません。

私たちcEEでは、これからもお二人と真摯に向き合い、常に追求し続けて、
cEEだからできる、cEEでしかできない映像を一緒に創りあげていきたいので、
ぜひお気軽にお声掛けいただければと思います。

ではでは、次回も宜しくお願いします!

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